本州最南端日帰りツーリング
2007.10.12(金)

本州最北端は制覇した。
オマケで本州最北東部の尻屋崎にも行った。

こうなるとチョット気になり調べてみた。
【本州の最東西南北端】

方角 場 所 可能性
岩手県宮古市(トドヶ崎) 行ける!
西 山口県下関市(毘沙ノ鼻) 絶対、無理!
和歌山県串本町(潮岬) ???
青森県大間町(大間崎) 済み!

東は行ける!旅行好きな人なら行っている所。
西は、無理・・。退職して気が向いたら、、だな。
南は、今まで考えもしなかったが距離的には大間と同じぐらい。
常磐高速−首都高−東名高速−伊勢湾岸自動車道−東名阪自動車道−伊勢自動車道で伊勢に行ける。
ずっと高速で、およそ600キロ。
そこから一般道で200キロ。
なんとかなりそうだな?!

伊勢といえば、お伊勢参り。一生のうち一度は行くところって言われている。
じゃ、お伊勢参り−那智の滝−潮岬と回ってこよう!

『お土産に、赤福買って来てやるヨ!』っと言い、深夜1時に出発。
高速に乗る前に、いつものスタンドでガス満タン。
@136円×7.91L=1,076円

足柄SAまで一気に走り、休憩&給油

家から216.7km
@144円×10.61L=1,528円 燃費20.4km/L

4時
牧の原SAでコーヒーブレイク
今回は眠くならない。
トラック等、交通量が多いので眠くなる暇が無いんだろう・・。

5時
浜名湖SA
ここは、上下線が一箇所に集まるサービスエリア。
お土産も関西系から関東系まで充実している。
赤福も確認。ヨシ!帰りにココで買おう!!

6時30分
浜名湖が綺麗!
場所はココ

ここを出て豊田JCTに近づくとずぅ〜っと渋滞。
ぜんぜん距離が稼げない・・。
刈谷ハイウェイオアシス

伊勢湾岸自動車道にあるパーキングエリアで、一般道からの入場も可能。
レストランや温泉・観覧車などの施設もある。

名古屋手前の渋滞が酷かった・・。
浜名湖からココまで70km程度なのに、1時間20分もかかっている。

【給油】 足柄から240.1km
@144円×12.27L=1,767円 燃費19.6km/L

7時50分
場所はココ
伊勢自動車道 安濃(アノウ)SA

さて、どうするか・・・。随分時間がずれ込んだ。
伊勢は帰りにして、まずは第一目的地潮岬を目指そう!

8時45分
道の駅「奥伊勢 きつつき館」

伊勢自動車道から紀勢自動車道に入り、終点大宮大台インターチェンジで降りる。
東京から、5,600円

国道42号に出て、2キロほど南下したところにある道の駅「奥伊勢 きつつき館」

9時30分
荷坂峠 マンボウの丘

国道42号の荷坂トンネルを抜けるとすぐ案内板を発見。
山並みの向こうに熊野灘が広がる


10時
道の駅「海山」(みやま) 10時30分頃

暑くなってきた。
道の駅「海山」に入り、インナーを脱いでいると隣にHONDA CBR600RRが停まる。
上下皮のウェアでいかにも走り屋さんだ。

『こんにちは』と声をかけてきたメットを脱いだ顔を見ると、、、白髪で髪が薄くなったおじさんだ!
やるなぁ〜。(笑)
←メットかぶってると、こんな感じ!
『地元の方ですか?』から入り、しばらく話をした。
松阪市からだそうで、息子は鈴鹿サーキットで走っている。この間はつくばサーキットにも行ってきた。
退職したんで毎日走っている。ZXR750に乗っていたが軽いCBRに乗り換えた。
今日は暑いが、昨日までは寒くて雨ばっかりだった。
潮岬までの時間を聞くと、3時間程度との事。水戸から日帰りだと言うとビックリしてた。
帰りは紀伊半島一周し大阪回った方が早いとの事。
帰りにお伊勢参りしたいなんて言えずに了解と答える。(^_^;)

途中まで一緒に走りましょう!との提案に写真も撮らず、すぐに走り出してしまった。
道の駅 熊野きのくに

そうだ!おじさんの写真撮らなきゃ!
道の駅「熊野きのくに」を見つけ、駐車場に入る。
後ろのおじさん、ピピッっとホーンを鳴らし行っちゃった・・。(^_^;)
あらら、、一緒に入らないの?俺も合図を返し、別れる。
仕方なく、ナタデココジュースを飲んで出発。

11時15分
道の駅「紀宝町ウミガメ公園」

ウミガメハウス発見!

12時
ウミガメ
下から泳ぐ姿も見られる!
JAみくまの 那智給油所で給油

@151円×11.3L=1,706円 刈谷PAから264.5km 燃費23.4km/L
スタンドのお兄さん、潮岬までまだまだ遠いとの事。
バイクのナンバー見て驚いていたけど、、水戸の場所を判ってないに100ペリカ。

12時45分
本州最南端の町「串本町」
橋杭岩(はしぐいいわ)

直線上に岩が立ち並ぶその姿が橋の杭のように見えることから橋杭岩と呼ばれている。また干潮時には岩の列中ほどに附属する弁天島まで歩いて渡ることが出来るそうだ。

弘法大師があまのじゃくと串本から沖合いの島まで橋をかけることが出来るか否かの賭けを行い弘法大師が橋の杭をほとんど作り終えたところであまのじゃくがこのままでは賭けに負けてしまうとニワトリの鳴きまねで弘法大師にもう朝が来たと勘違いさせ、弘法大師は作りかけでその場を去ったために橋の杭のみが残ったそうだ。

しかし、弘法大師は日本全国くまなく歩いているなぁ。水戸黄門と五分だ。(笑)

1時20分
到着!

本州最南端 潮岬(しおのみさき)

2時
目の前には広い約10万uの芝生。

後ろに見えるのは「潮岬タワー」
『潮岬・望楼の芝焼き』

 吉野熊野国立公園に位置するこの場所には、昔、海軍の望楼(物見櫓)があったことから、「望楼の芝」と呼ばれています。枯れた芝を焼き払い、害虫駆除とともに新芽発芽を促すことを目的として昔から行われてきた芝焼きは、現在では「本州最南端の火祭り」として、毎年1月の最終土曜日の夜に開催されています。目の前に広がる10万uの炎の大パノラマは、周囲に咲く水仙とともに紀南に春を告げる一大イベントとなっています。
潮岬タワーからの眺望。 300円
四国最南端の足摺岬に行った事があるが、こっちの方が断然いい眺め!
駐車場
帰りにタワーのレストランで「くじらラーメン」と「めはりずし」セットを頂く。

「くじらラーメン」はそのまんま。
ラーメンに大和煮のくじら肉が入っている。
う〜ん、、缶詰のくじら肉の方がうまいなぁ。

「めはりずし」
和歌山県と三重県にまたがる熊野地方の郷土料理。
高菜漬の葉でご飯を包んだおにぎり。
昔は大きなおむすびで、目を見張りながら食べていたところからめはりずしと名付けられたようだ。

2時30分
潮岬タワーに登ると半券の代わりにくれる『本州最南端訪問証明書』
日本三大瀑布の一つ「那智の滝」に到着

那智の滝(和歌山県)、華厳の滝(栃木県)、袋田の滝(茨城県)

これですべて制覇!
鳥居をくぐり、こんな参道を降りてゆく。
おお!!見事だ!!
三大瀑布の中で、俺的には一番!


3時40分
再び国道42号を戻る。

途中、第5福竜丸建造の地・落合博満記念館・獅子岩等々ありましたが、時間の関係で割愛させて頂きます。
でも、これは、チョット無視できなかった・・・。
鬼ヶ城センター

平成16年7月7日に熊野古道、鬼ケ城を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産に登録されているそうだ。
時間が遅いので終わっていた。

5時
来る時にCBR600RR氏と会った道の駅「海山」(みやま)


6時
すっかり暗くなってしまった・・・。
このまま国道42号を北上し伊勢神宮と思っていたが、絶対無理。
ま、第一の目的は達成したからヨシとするか・・。
お伊勢参りはまたの機会としよう・・。

お土産を買い込み帰路に着く。
安濃SA

大宮大台インターチェンジから紀勢自動車道に乗り、伊勢自動車道「安濃(アノウ)SA」で休憩。

小腹が空いたので、とろろ伊勢うどんを注文
見た目は普通だったが、下を見ると汁が少なくしょっぱそう!
っていうか、、しょっぱい!
「西の方は味が薄い」ってのは完全に思い込みだったナ・・。

8時00分
ついでに給油
@144円×12.1L=1,742円 JAみくまの那智給油所から277.5km 燃費22.9km/L

携帯を見ると奥様からメールが入っている。
「赤福買えた?偽装が見つかり撤去だよ!」という内容。
へぇ〜、、でも伊勢に行けなかったからまあいいか・・・。
浜名湖SA

休憩
おみやげコーナーを覗くとホントだァ。。
朝、あんなにいっぱいあった赤福が無くなっている!

←おみやげでいっぱいになったデイバック。(^_^;)

9時50分
富士川SA

給油
@144円×13.61L=1,960円 安濃SAから276.6km 燃費20.3km/L

11時30分
足柄SA

富士川辺りから雨・・・・。
びっしょりだ。
足柄SAのお風呂『金時湯』に入っていこう!

630円
ここのカウンターのオネエサンが柳原可奈子ソックリ!!(爆)

「いらっしゃいませ〜。」「ご入浴だけでよろしいですかァ?」
「は〜い、630円になりま〜す。」「ごゆっくりどうぞ〜。」
マジ鬼熱いかんね!」←言ってない。

笑いをこらえるのに必死だった。

0時40分
3時44分

無事帰宅!

家に着く前に、いつものスタンドで給油
@136円×13.53L=1,840円 富士川SAから264.km 燃費19.57km/L

総走行距離 1,540.1km
おみやげ

静岡おでん
純生大福「茶阿」
伊勢海老ポテトチップ
黒あめ那智黒
熊野古道に行ってきましたクッキー

今回の赤福騒ぎは実にタイムリー!
当初の計画通り、最初に伊勢神宮に行ってれば赤福本店の一斉報道に映れたかも知れないな・・。(笑)

そうそう、黒飴那智黒を買った理由。
那智勝浦周辺を走っていると、とにかく看板が立っている。
大きいのから小さいのまで、もうイイヨ!ってぐらい目に付く。
俺はそんなエサには釣られませんヨ。絶対に釣られない!!
でも、そこまでしつこくアピールするならあえて釣られてやるか・・。そう、あえて・・。
ってことで、買った次第です。ハイ・・。(^^ゞ
ノーベル製菓ののど黒飴「トドクロちゃん」との関係もチョッピリ気になったし・・。

さて、今回は三重県〜和歌山県と走ったが、大学の同級生に三重県四日市市、宮川村、志摩、熊野出身の奴らがおり、こいつらを思い出しながらのツーリングだった。

〔思い出のひとコマ〕
・富士市で、パルプ工場のニオイにオェってしていたら、四日市市君「なつかしい香りだ♪」って言っていた。
慣れってスゴイと思った。

・宮川村出身のY君と志摩出身のH君の二人。こいつらの会話はまるで漫才。
「じゃ、お前のトコ喫茶店いくつある?!」「無い・・。オマエんトコは?!」「無い・・・。」
(ギャラリー:最初っから勝負するな!)
「じゃ、信号の数は?!」
(ギャラリー:多いほうが勝ちらしい。って、数えられるのかい!)

・宮川村はすごいところらしい。
オオサンショウウオが普通にいっぱいいる。食べるとおいしいそうだ。(ギャラリー:食っちゃうのかい?!)
中学生になるとみんな普通にバイクに乗ってる。
おまわりさんも気をつけろよ!っと声をかけてくれる。
洗濯物を干しておくと、サルに盗まれる。
サルも女物が好きらしい。

・Y君は野球部
「なんだよ〜!取れないじゃないか?!野球部だったんだろう?」
「ここは空が広すぎる。目標物がなくて取れへんやん」

・土砂崩れ
テレビを見ていたら、土砂崩れのニュースが流れた。
当時は、テレビも土石流なんて言葉は使っていなかったと思う。
彼は、土砂崩れって崖が崩れるって思ってるやろう?そやないで。泥水が一気に流れてくるんやで!
っと災害の怖さを語ってくれた。我々、関東勢は笑って聞いていたが、大人になった今は笑えない。

・真冬の日本ランド
真冬の夜、彼らを含む大勢でオールナイトのスケートをするため日本ランドに行った。バイクで・・。
当然路面凍結。転倒者続出。なんとか辿り着いたが、下り坂の凍結路は絶対無理!
帰るに帰れず、氷が溶ける翌日の昼間までヤケクソになってスケートをしていた。
今はイイ思い出・・。

・熊野出身のW君は、漫研で鉄ヲタでほらふきだったのでパスです。
ここが彼をはぐくんだのか〜っと感慨深く思っただけ・・。(笑)

以上、お伊勢参りが出来なかった本州最南端日帰りツーリングでした。
(それぞれの地域を馬鹿にしている訳ではありません。苦情は一切受け付けませんのであしからず・・。)

給油記録

. 場  所 時刻 単価 給油量 金額 走行距離 燃費
1 いつものスタンド 1:24 136 7.91 1,076 131.3 16.6
2 足柄SA 4:06 144 10.61 1,528 216.7 20.4
3 刈谷PA 7:55 144 12.27 1,767 240.1 19.6
4 JAみくまの那智給油所 12:44 151 11.3 1,706 264.5 23.4
5 安濃SA 20:05 144 12.1 1,742 277.4 22.9
6 富士川SA 23:30 144 13.61 1,960 276.6 20.3
7 いつものスタンド 3:42 136 13.53 1,840 264.8 19.6
. 合  計 . 142.7 81.33 11,619 1540.1 20.4


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