2022.8.3 北アルプス 針ノ木岳

山に行きたい。
いつもの山の相棒は行けないとのこと。

仕方がない。。。
一人で行くか。。。

8月2日(火) 20:40

横川SAで給油

夕方6時頃、自宅を出発

家からここまで約200km

ここから扇沢までは約150キロ

トータル約350km

この先、ルート上に24時間営業のGSは無さそうだ。

ここで満タンにしておかないとガソリンで遭難する。
23:10

無事扇沢駐車場に到着

今回は、奥様のフレアワゴンで来た。

助手席をフルフラットにして快適快適!!

では、おやすみなさい。
8月3日(水) 4時過ぎに目が覚めた。

準備を整え、パンをかじり出発!
5:23

扇沢駅

左側登山道入り口で登山届を出す。

こんな早朝から係の人が詰めていた。
お疲れ様です!

ここは、2010.9月に黒部ダム見学で来ている。
5:35

よ~く見ると、コースの赤いペイントが見える。

まっすぐ進む。
5:40

林道に出て、またショートカットの登山道に戻るを何回か繰り返す。
5:58

雲が動いてるなあ。。

午前中はなんとか持つ予報なんだが。。
6:25

大沢小屋
6:47

沢が見えてきた!
6:50

あの雪渓を登る。

日本三大雪渓の一つと言われる「針ノ木大雪渓」

暑い夏!ここを登りに来た。
7:10

雪渓の下は空洞
8:13

上から下を撮影。

赤いテープより手前、写真下の方の枯れ草あたりに注目。

古いが動物の糞だ。

大きさから言ってきっと熊のだろうと推測する。


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    ∩___∩   /)
    | ノ      ヽ  ( i )))
   /  ●   ● | / /
   |    ( _●_)  |ノ /  キーボードのHとJを見てみるクマー
  彡、   |∪|    ,/
  /    ヽノ   /´
落石注意!
8:25

チェーンアイゼンを付け雪渓を登る。

う~ん、気持ちイイ~!
8:44

レンゲ沢
9:07

もう、ただひたすら登る。
9:08

疲れたら後ろを振り返る。
9:40

現在位置

標高2,441m
9:40

もう少し!
9:48

これを登れば針ノ木峠だ!

針ノ木岳まで1時間の場所で、針ノ木小屋がある。

9:48

がんばれ!俺!
9:58

着いた~!!
10:00

チングルマ

花言葉は「可憐」


高山植物、お花畑と言うけれど、、
うちの庭に群生していたら、、、
きっと俺は刈払い機で刈り取ってしまうと思う。。(^_^;)

これも運だな。
お前ら、咲いた場所に感謝しろよ!
10:01

針ノ木峠に到着!!

右に行けば蓮華岳、左に行けば針ノ木岳。

蓮華岳はコマクサが綺麗だそうだ。

どちらもここから1時間、往復2時間。

両方は無理だな。。

計画通り針ノ木岳だけにしよう!
4時間半

よくぞ登って来たもんだ!!


では、針ノ木岳に向け出発!!
11:15

おや?!

お前は??
もしかして?!
おまえか?!


氷河期の生き残りと言われる鳥、ライチョウ。

日本国内では頚城(くびき)山塊、北アルプス、乗鞍岳、御岳山、南アルプスの標高の高い冷涼な場所で暮らしている。

生息しているのが、標高2,000メートル以上の高山なので、軽い気持ちで見に行くというわけにはいかない。

そう!苦労した者だけが遭遇できる鳥。

転じて、雷鳥を見た者は今までの苦労が報われると言われている。
(出典:俺。今思い付きました。。)
つがいの雷鳥


「雷鳥でさえツガイなのに、お前らときたら。。」

ふと、こんな言葉が天から聞こえてきた。
11:22

針ノ木岳頂上!!

標高2,821m
しかし、、景色は全く見えない!!
三角点?
倒れてるけど、いいの??

チョット調べたら以下の通り

基準点コード:TR35437654401
等級種別:三等三角点
冠字選点番号:景18
電子基準点観測点番号:  
基準点名:野口
部号:537
成果品質:1974年降観測されていない

1974年以降、使われていないらしい。
GPSの時代、三角点は過去の遺物のようである。。
11:27

ここで菓子パンの昼食

ドコモの電波はアンテナ1本立っている。
無事登頂を自宅に送信
11:40

誰もいない山頂を独り占め!

景色が見えれば最高のはずだったが。。。

さて、帰ろう!!
11:59

またまた雷鳥と遭遇
ヒナもいた!


「雷鳥でさえヒナがいるのに、お前らときたら。。」

ふと、こんな言葉が天から聞こえてきた。
  もう手が届く距離!

捕まえられる距離でも逃げない!

え?!俺の存在感の無さ?!
12:34

峠に戻ってきた。
では、ひたすら下るか。。。
13:02

下界は薄日が差している。
13:05

下を撮影しているのがわかるでしょうか?

木の階段?ハシゴがかかっている。

垂直に下る感じが伝わらないのがもどかしい。
13:48

雪渓を降りる

上方向を撮影
下方向を撮影

ああ、、スキーで滑り降りた~い!
ノーアイゼンで降りてきたが、ここでチェーンアイゼン装着

滑って転んだからと言うのは内緒である。

ポールの先が曲がっているのがわかるでしょうか?
転んだ衝撃で。。。
新品なのにもう曲げてしまった。。
15:36

ヘロヘロになりながら降りてきた。
16:25

扇沢に到着

雨も降ってきてビチャビチャ
無料駐車場はこの下。
17:45

「湯けむり屋敷 薬師の湯」に来た!

ふう~、さっぱり!!

ここは大町温泉郷の中で唯一の日帰り温泉施設らしい。


高速に乗り、10時過ぎに自宅到着。

毎日6キロ、1時間を歩いて約3年。
相当の自信を持って山に入ったが、平地と傾斜では使う筋肉が違うようだ。
太ももの筋肉が痛い。
ま、何も運動していないよりはマシなんだろう。

こんなツライ思いをしてまでどうして山に登るのか。
そうだな、、「勘を取り戻すため―――。」かな。。
ぅん、きっとそうだ。
ファブル、寓話!
答えは「ファブル」にある。
わからない人は、南勝久の「ザ・ファブル」を読むように!

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