原因究明

先日のツーリングでの症状。
・クルマ並みに悪い燃費。(10〜12Km/L)
・5千回転あたりにトルクの谷がある。(坂道では6千回転以上をキープしないと失速する)
・走行中、クラッチを握るとエンジンが止まる事がある。
・時間によってアイドリングの回転数が違う。頻繁にアイドリング調整をしていた。

5千回転を超えると、ものすごい加速をし、絶好調なのだが、さすがにこれはおかしい?!

フューエルフィルターを確認したが、、、詰まっていなかった。

 エアフィルターを交換したときに、キャブクリーナーを吹きかけておいたから、
キャブの詰まりってのは無いだろうなぁ・・。
 メチャクチャ燃費が悪いって事は、濃過ぎるんだろうなぁ・・。
などと思いながらネット検索をしていると、
『ニードルジェットの減り』
というのを見つけた。

なるほど、、キャブは、
1.スロージェット
アイドリングからアクセル開度1/4くらいまでのガソリン量を調節。
2.メインジェット
アクセル開度1/2〜全開のガソリン量を調節。
3.ジェットニードル
アクセル開度1/4〜半開くらいまでのガソリン量を調節。
4.エアスクリュー
低回転時の空気量を調節。
5.アイドリングスクリュー
アイドリング時のエンジン回転数を調整。
6.スロットルバルブ
アイドリングからアクセル開度1/2くらいまでの混合気量を調節。
の構成で出来ている。

一般的に、
ガソリンが濃いと、
・エンジンがかからない。
・アクセルを開けてもエンジンが回らない。
・高回転でエンジンが回らなくなる。
・マフラーから白煙が出る。
ガソリンが薄いと、
・低回転でくすぶり、ある程度回転が上がると一気に吹ける。
・回転が上がっていくと息継ぎをする。

どちらにも当てはまらないのは、スロージェット、メインジェットはOK!
ジェットニードル磨耗により低中速域が濃い状態になっているのでは?

よし、交換しよう!!
って事で、ネットで型番を検索し、ドライバースタンドで部品発注。(納品に10日ほどかかった)

キャブをばらして、

ニードルの交換

確かに段が付き、細くなっているような・・・?

交換後、エンジンをかけて見ると、違う!!
明らかに安定している。
乗ってみると、びっくり!低速で力がある!
街乗りOKじゃん。
そのかわり、6千あたりからの爆発的な加速はなくなったけど・・・。
よっしぁ〜、燃費が楽しみだ。(後日、27km/Lを確認!)