俺たちの旅
俺たちの旅ってテレビドラマを知ってるだろうか?
中村雅俊(カースケ)、田中健(オメダ)という三流大学生と、先輩の秋野大作(グズ六)、そして隣人で万年東大受験生の森川正太(ワカメ)たちが、一生懸命に生きる姿を描いた名作。
ま~、これがいいんだ。何がいいって、とにかくいい!
俺はこれを見て大学に行こうと決めた。
白バイ野郎ジョン&パンチを見てバイクに乗ろうと決めた!そのぐらい心に響いた。
どちらもその思いを果たしたんだから我ながら大したもんだ。
そういえば、友人も同じような思いなのか井の頭公園近くの安アパートを借りてたな。
その俺たちの旅が「50年目の俺たちの旅」として映画になった。
監督は中村雅俊本人だそうだ。
残念ながら、ワカメは鬼籍に入ってしまったようだが残った3人で老後の姿を見せてくれるようだ。
行ったよ!俺は!!ひとりで!!
正月気分も抜けきらない1月12日、水戸駅にあるCOMBOX。
見たよ。画面サイズはテレビと同じ4:3、オメダの妹 岡田奈々も、、、いや、何も言うまい。。
俺だってシルバー料金で見てるんだ。。。
映画が終わると明かりがつく。
客席を見ると当然シルバーばっかり。
ぞろぞろ出口を出ると、みんなが目指すその先は、、トイレ。。。
行列だ。。。
しかも、シルバーは出が悪いから長い。。。チッなんて舌打ちしちゃいけない。
自分の番がきたら今度は急かされることになる。
そんな感じの俺たちの旅でした。
おかげさまで、ちょうどTVerで全話配信されている。
毎日、家に帰ると「俺たちの旅」とNHK「ばけばけ」を見るのが日課となっている。
1975年の街並み、クルマ、家屋、、、そうそう、こうだったこうだった!
空気も汚くて、、、、
受験で上京する常磐線から見える東京の空が真っ黒でビビった思い出も懐かしい。
話し方は今のドラマと全然違う。。。
声を張ってる話し方。
マイクの性能の差かな?
それから、、やたらとタバコを吸う。どこでも吸う。たくさん吸う。
でもって、すぐに殴る!大声で叫びながら殴る!
おいおい、、死んじゃうよ~。。。。
民度も低かったんだなと自戒を込めながら楽しんでいる。
55年目のヨボヨボの俺たちの旅も見てみたいなぁ。
さすがに60年目はきついだろうなぁ。
現在の年齢は、カースケ(中村雅俊):75歳、オメダ(田中健):74歳、グズ六(秋野太作):82歳
グズ六、、ダイジョブか?!
いやいや、こればっかりはわからない。
そして、随時「俺たちの旅立ち」って事で、一人ずつ本当に旅立っていく構成はどうだろう??!
順番がわからないってのもいいんじゃない?お互いけん制しあいながら撮影をしていく。。。
ドキドキしながら緊張感をもって撮影が続いていく。。
「何で!なんで先に逝っちゃったんだよ~!」とか泣き叫ぶ姿
そして井の頭公園で黄昏ながらタバコをくゆらす。。。
小椋佳の「めまい」が流れる。
ああ、、脱力感。
人生とは、、、はかないものなんです。。。とかいうナレーション
ここでお決まりのエンディング曲「ただお前がいい」が流れる。
♪♪ また会う約束など することもなく~
それじゃ またな~と 別れるときの~ お前がいい♪♪
なにか吹っ切れたよう表情、、
ヨシ!俺は死ぬまで生きてやる?!おまえの分まで!
というような後ろ姿を映しながら。。。。。
上映時には間違いなく満員御礼!
みんなハンカチ片手にトイレの行列に並ぶはずだ。?!
どうよ?!この案?!
以上、なんだかんだ言いながら楽しんだ「俺たちの旅」でした。。
おわり。