雲竜渓谷
1月26日(土)

栃木県日光市の女峰山中腹にある雲竜渓谷。
ここの雲竜滝は毎年凍結し、アイスクライミングのメッカとなっている。

雪山に魅せられた新人君。雪山に行きたくて仕方がない。
では、第2弾はココだ!
って事で、今回はこの氷の世界・雲竜瀑を攻略しに行く事にした。

八ヶ岳でスタッドレスMPVは坂道を登れなかった。
そこで、今回は、軽トラ4WDハイゼットでの出動!

こいつはスーパーデフロック付きの頼れる奴


リアに荷重をかけるため古タイヤとインターロッキングブロック、チェーン、ジャッキを載せた。
赤いのは解氷剤スプレー
2013.1.26 AM5:30

出発!

集合場所に急ぐ
6:15

新人君、遅刻!!

バツとして腕立て伏せ20回!
8:30

途中、コンビニで朝食&行動食・昼食を購入

東照宮脇の林道を走る。
路肩駐車の車を見ながらドンドン進む。
9:00

正面奥に見えるのが終点の林道ゲート

車数台しか停められない所
タクシーで乗りつける人がいて渋滞中

小ささを活かし、そこまで行って狭い通路で方向転換
交通の邪魔にならないように路肩にクルマを停める。

デフロックの威力はスゴイ!
腹を擦る深雪でもムリムリ進む。

←駐車してるってより、スタックしてしまったって感じ。
ゲートにある看板
赤色灯を回した警察車両が待機

本日は山岳救助隊の訓練を実施中の模様

普通の人は、この写真の右手に伸びる林道を歩いた方が幸せになれるかも知れない。
9:28

俺達は普通の人じゃないので沢沿いに行く
今回新調したエバニューの10本爪軽アイゼン

今持っているカジタの12本爪アイゼンを履くほどでも無いだろうとの判断
9:47

川を渡って反対側の林道を登る

途中のロープにイヌ?の頭蓋骨が結んであった。

まったく、趣味が悪い。
10:12

砂防ダムを右に巻いて上がると広い河原になっていた。
トイレ、休憩所、案内板等が立っている。
砂防ダム
赤いリボン

登山ルート用なのか砂防関係の業務用なのか?

悩むところ
ルートは左?

おーい!戻れ〜!
10:40

広い河原が終わったところで林道に接続しており、上流側は通せんぼするように岩が並べられていた。

ソコを無理に乗り越え、上流に向かう。

しばらく進むと道が無い。

沢の反対側に赤テープが見えた。

沢を渡渉し、崖をよじ登ると、、、なんだココは?!

不気味だ・・・・。
ココに来る道が無いのに、、、、
神社?
どう見ても新興宗教です。

ありがとうござました。(^_^;)
10:50

橋発見!
10:53

「宝玉教社修錬道場」と書いてある。

この修錬道場の左手に進み裏を登るが、、どうも違う・・・。

戻って、この建物の左側沢に降りる。
11:03

道場の左側から沢に降り上流に進む。
なんか、
それっぽい
雰囲気になってきた?
いやいや、こんなもんじゃないはず。

っと、、進む道が無い。

左側の崖を登った形跡がある。

仕方ない、、、行くか・・・。
11:10

ココを登ってきた。

登ることは出来ても降りるのは絶対無理!!
ほぼ垂直の崖

落ちたら死ぬ。
11:17

あんなに苦労して登ってきたのにクルマがある・・・。

警察車両にテレビの中継車等、救助訓練関係者だろう。
11:46

やっと出た。

雲竜渓谷の看板
12:00

見えてきた!
やってるやってる!
あっちでも登ってる!
アップ!
奥に見えるのが雲竜滝

下には人がウジャウジャいる。

山岳救助訓練をしている模様
一応、記念撮影

ヘルメットは持ってきたが、危険を感じたので氷の下禁止!
気温はマイナス8度

それほど寒くない
氷の状況も思ったほどじゃない。

ホントはもっと一面凍るはず。
12:30

さて、お昼を食べよう!

今日はカレー味って気分だった。

打ち合わせもしてないのに新人君もカレー気分だった。
氷の世界でカップラーメンカレー味

うまい!
食後はKAWASAKIのマグカップで飲むコーヒー

う〜ん、男KAWASAKI。



一人悦に入っていると「ガシャ〜ン」っと、たまに氷が割れて落下している。
やっぱり氷の下は危険だ。
雲竜滝直下

軽アイゼンでは無理

今日はここまで!
13:00

さて、帰るか!
13:35

はるか下に見える沢の護岸

あれを左に歩き、向こう側の山に謎の神社がある。
さらにその先に、崖のぼりが待っていた訳だ。
林道は安全だが相当遠回り
14:44

入口ゲートに到着
山岳救助訓練のために除雪したんだろう。

イベントはお金がかかる。
14:48

到着!
15:30

やしおの湯で温まって帰ろう!

500円
おみやげに日光さかえや「揚げゆばまんじゅう」を買って帰る。

おばちゃん「クッソ寒いね〜。」「クソ寒いなんてわかんね〜か!」
俺「大丈夫!水戸だからわかるよ!」
おばちゃん「こないだ水戸駅で売ったんだよ。駅前キレ〜だね〜」「お茶飲んで行きな!」

お茶とおまんじゅうサービスしてもらって立ち話。(^_^;)

相変わらず面白いおばちゃん達でした。

さてさて、氷の世界を感じに行った雲竜渓谷
今年はきっと氷が少ない方だと思うが、まぁ満足。
今度は12本爪アイゼンでもっと上まで行ってみたい。


より大きな地図で 雲竜渓谷(2013.1.26) を表示


【残念な出来事】
やしおの湯で湯船を出て、ロッカーに行くと俺のロッカーの下を体の不自由な人が使おうとしている。
左半分が不自由そうだ。
ハイキング帰りらしい。

洗面所から椅子を押してきてロッカーの前に陣取る。
ロッカーを開け、荷物整理。
俺は、後ろで待機。
時間がかかりそう。

いつまでも裸じゃいられないので、一声かけ後ろから上のロッカーのカギを開けた。
タオルを取り出しすぐ隣の洗面台に移動。
ドライヤーを使ってた。
衣類や荷物はまだロッカーの中。

ぅん?体の不自由な方、挙動が変?
こちらをチラ見している。

ああ、もしかして?
カギを開けると戻ってくる100円を取ってない。

さりげなく戻ると、案の定100円が無い。
彼は、「ああ〜、イタタタ・・」などと言いながら服を脱ぎ始めた。

俺は、「あれ?!」っと言ってカギをガチャガチャ。
「チッ!やられた!」と言ってロッカーから荷物を取り出し、場所を移し服を着た。
当然、彼を観察しながら・・。

彼が陣取っているので他の客はそのロッカーには近づけなかった。
彼の不自由な左手が変。
小指あたりに何かを握っている。
服を脱いで床に這いつくばってロッカーを閉める時、左手から右手にコインのような何かを取り出しロッカー内にパチンと置いた。
間違いない。
がっかりだ・・。

体の不自由な人は、普段から「遅い・邪魔」と、周りに迷惑をかけている。
俺は、それに対し常に親切に対応してきたつもりだ。
車椅子の方にはドアを開けてあげたり、押してあげたり、困っている様子だったら声を掛けたり・・・・。

俺の中では、彼らはそういった善意に接してきているんだから、それに応えるべく常に善意であると思っていた。
甘かった。
たった100円。
やるよ乞食!

そうか、、彼らは申し訳ないなんて気持ちはなく、人の善意が当然と思っていたのか。
これが、今回チョットがっかりした出来事。


やっぱりあの場合、俺は彼の前に立ち、彼の両手のこぶしを見比べて、、、、「こっち!」って指さすべきだったのだろうか?
でもって、こぶしをゆっくり開けさせ、「やった!あったり〜!」っと叫ぶ。
で、「ネ?もう一回?!もう一回?」って言うのが正解だったのかなぁ・・・。m9(^Д^)プギャーwwwwww

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